ゼッケンというとどんなゼッケンを思い浮かべますか。
学校の体操着に縫い付けたゼッケンでしょうか。
部活のユニフォームに付けられたゼッケンでしょうか。
マラソン大会に出場したときのゼッケンでしょうか。
ゼッケンには名前や数字が書かれていて、識別するという目的があるのですが
それと同時に、使う皆さんの思い出とともにあるものではないでしょうか。
まだ文字の読めなかった幼稚園では、自分の名前を呼んでもらって、
自分の物だとわかってもらってうれしかったこと。
小学校の運動会。前の日にゼッケンつけてって頼んでこっぴどく怒られたこと。
中学の部活で初めて試合に臨んだときのゼッケン。
高校のジャージに貼り付けられたかっこ悪いゼッケン。
大学生や社会人になってからも、ゼッケンや名札を手にする機会は多いと思います。
人生のいろんな場面で使用するゼッケンや名札は
そのときどきの自分を表す文字や番号。そのときその場所でその時間を共にする存在。
たくさんの思い出とともにあるものではないでしょうか。
そんな大切なゼッケンだから。手前どもでは一枚一枚丁寧にお作りしています。
ただ名前があればいい。ただ数字がわかればいい。そういうものではないと考えます。
たとえば、、、陸上ゼッケン。番号が並んでいるだけだってやっぱりかっこいいほうがいい!
手前どもの陸上ゼッケン(アスリートビブス)の数字は独自の技術でバランスの良い配置にしています。
「1」は幅が狭いため等間隔では離れて見えてしまいますが、「1」があった場合は自動で間隔を
狭めるようにしています。他にも「7」の後ろに「6」の組み合わせなど、数字の形の関係で離れて
見えてしまうケースにも対応しています。
いまや東京マラソンの人気を背景に、全国各地で開催されるマラソン大会には
多くの市民ランナーが参加していますね。マラソン大会のゼッケンは大会名と主催者やスポンサー名
そして中央に大きな数字。番号ですね。自分の番号です。たくさんの努力と時間を費やして出場した
マラソン大会のゼッケンは 一生の記念品になりうるもの だと思います
だからこそ、
作り手として 丁寧に 作ってお渡ししたい。 そういう思いで日々精進しています。
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